ホストに恋して破滅した私ですが、高級キャバ嬢になってイケメンオーナーから愛されています。

今回はその言葉に甘えることにした。
いずれはゴミ捨て場の場所も教えてもらわないといけなくなるだろう。

ここは飲食店の多い路地だから、ゴミは多そうだ。
「こっちへ来い」

ゴミを置いて戻ってきた日奈子を手招きして隣に座らせる。
パソコン画面が見えやすいように向きを変えると、そこには『ヒナの物語』と書かれていた。

「なにこれ、小説でも書くの?」
驚いて質問すると光が左右に首を振った。

「残念ながらそんなんじゃない。お前の人生を考えるんだ」
「私の人生?」

日奈子は自分を指差してそう聞き返した。
ついでも瞬きを繰り返す。