『春・夏・秋・冬』

「冬も…共犯者だって所まで…だ…」



その言葉に、僕はドキっと心臓が跳ね上がった…


「ふふ、あ~あ、バレてた?」



「俺は…最初出逢った時からマークしてたよ…冬の事…」



夏の声は、背中側から激しく僕の心臓に突き刺さる


「冬…お前…」



「もう喋るな!心配すんな!ちゃんと自首するよ…」



そう告げると、夏は安心したのか黙り込み静かになる


僕は、沈黙に包まれた中…外へと向かって夏を運ぶ


その途中、


「冬!救急車呼んで来たよ!」


春と秋が息を切らして走ってきた


僕は、大きく深呼吸をしてから、いつものように笑って


「うん。じゃあ、後は2人に夏を任せたよ」


「えっ?冬も早く出ようよ!」


助かった喜びからか声を弾ませる秋に、僕は首を横に振った