『春・夏・秋・冬』

「後は、お前らだけだな…」


顔色が悪くなり始めた夏は、その場に崩れ落ちた


「秋、一人でここから出れるか?」



秋を見ずに、僕はといかけた


秋は一瞬戸惑ったのか、一呼吸置いてから大丈夫と答えた



「先に行って待っててくれ…夏を連れて後から行くから」


その言葉に秋は小さく頷き、外へと向かって走って行った


助けを呼んでくるからと言葉を残して…


「夏…お前…どこまで知ってるんだ?」


夏を背中におぶりながら、夏に問いかけた

もう、完全に息が弱々しくなっている夏は…