「こんなあたしでよかったら……」
おずおずと先輩のほうに手を伸ばすと、先輩はあたしの手をギュッ! とにぎりしめた。
うわあ、力強くてあったかい手。
不安とつらさでいっぱいだった心が、だんだんとやわらいでいく。
身体じゅう、一気にエネルギーが注がられたみたい。
「じゃあ、決まりだね。えっと、キミは――」
そうだ! あたしってば、まだ先輩に自己紹介してなかった。
「弓佳です。藤堂 弓佳」
「教えてくれてどうもありがとう。ずっと気になってたんだ。それじゃ、今日からよろしく。弓佳ちゃん!」
先輩は、とってもうれしそうにあたしの名前をささやいた。
鏡を見なくても、自分の顔がポッと赤くなったのが分かる。
心臓がドキドキとさわがしくなってる。
こらこら、かんちがいしちゃダメ自分!
冷静に、冷静に。
先輩はあくまでも「彼氏役」。
ほんとうに告白されたわけじゃないんだから。
おずおずと先輩のほうに手を伸ばすと、先輩はあたしの手をギュッ! とにぎりしめた。
うわあ、力強くてあったかい手。
不安とつらさでいっぱいだった心が、だんだんとやわらいでいく。
身体じゅう、一気にエネルギーが注がられたみたい。
「じゃあ、決まりだね。えっと、キミは――」
そうだ! あたしってば、まだ先輩に自己紹介してなかった。
「弓佳です。藤堂 弓佳」
「教えてくれてどうもありがとう。ずっと気になってたんだ。それじゃ、今日からよろしく。弓佳ちゃん!」
先輩は、とってもうれしそうにあたしの名前をささやいた。
鏡を見なくても、自分の顔がポッと赤くなったのが分かる。
心臓がドキドキとさわがしくなってる。
こらこら、かんちがいしちゃダメ自分!
冷静に、冷静に。
先輩はあくまでも「彼氏役」。
ほんとうに告白されたわけじゃないんだから。



