ブルーアッシュ、エメラルドグリーン、アネモス。
たったそれだけで「やっぱり」と納得もした。
「こいつがアレフ。風属性のアネモスってやつを使ってるんだ」
「うん…、知ってる」
「…そーなの?あー、ちょっとムカついちゃったかも今」
「えっ、」
「アレフとアネモスにね」
「…?」
これで一応は今いるSクラスのメンバーは揃ったと。
正確にはまだもう1人、誰よりも男前な治癒属性の代表がいるらしいが、その生徒は他国を飛び回っている少し変わった生徒みたいで。
機会が訪れたときまでお預け。
「…辛いの、食べられる?」
無表情で問いかけてきたのは、アレフくん。
私より年上ということにびっくりしたけれど、あの日見た優しさは健在だった。
「たっ、たべ、食べれる…」
「……アネモスも…、きみのこと、気に入ったみたいだから食べていいよ。きみのぶんも頼んでおいた」
「…えっ」



