「───あっ!昨日の!あの凄かったやつ…!」
《傑作なんだよねあれ》
「怖すぎたよ…!あんなところに設置するのはよろしくない…!!」
《あははっ、そうか設置場所か。次からは気をつけるよ。よし、合格》
ギィィィィと、扉が開く。
「ちょっとハオ、勝手に仲良さそうにしないでよ」
「ん、なに?嫉妬?」
「僕のパートナーなんだから。いじめるなってこと」
「ああ、いじめてないよ。遊んでただけ」
ゴージャスなソファーに座っている金髪さんと、ミイディアムヘアをハーフアップにまとめた銀髪さん。
なんだろう…、
タイプのちがう王子様たちの休み時間を覗いてしまった感じ…。
「いらっしゃい、江架」
「……や、はい、どうも…でした」
「ふふっ、でした?」
なんて明るい部屋だろう。
この教室自体が実は天空に浮いてる、なんてことはない…?
最上階から数えて2番目、あながち不正解でもなさそうだ。



