やんややんやと賑やかだ。
暴れている学校長、押さえているハオさん、戸惑うローサさんと言ったところかな…。
「いい加減にしなさいよクソジジイ。そもそもあんたが頼りないから、孫であるレオンハルトくんがここまで命を張ってくれたんじゃないの」
「なっ、なんじゃと…!?やるかクソババア!!30年ぶりの決着もワシがもらうぞ…!!」
「あら、とうとうボケてしまったのね。残念だけれど30年前も勝ったのは私よ。そこまで見苦しいなんて───、」
おばあちゃんの止まった言葉の先、視線ごと移された場所に。
「……レオンハルトくん」
彼はどうやら同じように仰向けになって、私の隣に寝ていたらしい。
その姿をなんとか捉えて合わさった途端、ぶわりと込み上げては滲む。
「おに…、っ…、…ししょう、」
素直に呼べなかったのは、こっ恥ずかしかっただけじゃない。
むしろ呼びたい気持ちのほうが大きかった。
でも、躊躇ってしまった。



