《やーいひとりぼっちのレオンハ~ルト!友達ゼロのレオンハ~ルト!!バーーカ!!》
《おまえ、家でもひとりぼっちなんだろ?とうとう親にも嫌われたか!!》
《ぎゃははっ!かっわいそー!!そんな調子こいてるから誰もお前なんかと遊びたくないんだよっ》
─────……俺は、死んだのか。
いや、死ぬことさえできない。
エンドレス・ヘル。
ここが終わらない地獄か。
《いつもいつも何かあれば仕事仕事って!あなたにとって家族はなんなの!?》
《お前こそ若い男と町を歩いていたらしいじゃないか!!そりゃあ夫は仕事に逃げて当たり前だよな、妻がこんな女なんだからよ!!》
《なっ、なによ……!!……ああ、レオンハルト、あっちに行っていなさい》
《お父さんたちは暇じゃないんだ。向こうで遊んでいろ》
家は、嫌いだった。
両親の喧嘩ばかりだったから、嫌いだった。
俺になんか見向きもされない、家族が揃っている時間のほうが少ない。
家族というものに、親というものに期待するだけ無駄だった。



