それは、言ってしまえばあの魔力以上の恐怖を出すということ。
あれ以上の力を展開させるということ。
さすがのレオンハルトさんだとしても無理だ。
どうやって、どこにそんな魔法が存在するというんだ。
─────………え…?
「もしかして……、エンドレス・ヘルとか……言わないよね…?」
「っ!?ふざけるな……っ!!そんなことをしたらレオンハルトさんが死んでしまうぞ……!!!」
「……うそ、だ……、それは……禁じ手だよ…」
戸惑う僕たちの声に、ハオの涙は量を増やしていった。
そのぶん弱まるかと思いきや、シールド力は強まっていくばかり。
それが、この戦いの終わりなのだろうか。
彼の命を持って、この暴走を止める唯一。
「ハオ……!!お前はそこまでしてレオンハルトさんを殺したいのか…!!」
「っ、そんなわけないだろ!!!」
「っ……」
「俺にだって守りたいものがある…!!大切で大切で仕方ないものがあるんだ…っ」



