『星架の二の舞にだけはならないために、もちろん何かあったら私が全力で守るつもりよ。……どんなことをしてでも』
守れなかったから、お父さんもお母さんも死んじゃったんでしょ。
守れなかったから、師匠の大切な人たちをも殺して、エーテル国の全員を絶望と恐怖に陥れたんでしょ。
『あなたは知らないでしょうけど。かつて八神家がどれほどエーテル国を恐怖に忌ましめたことか』
また、嫌われちゃうね。
また、殺してしまうんだ。
今度は私が暴走して、いろんな人たちを傷つけて、おなじ歴史を繰り返す。
じゃあそのときのお父さんは……今度はだれ?
大切なひとを、私の魔法が焼き尽くしてしまうんだね。
「ア”ア”ア”ァ”ァ”ァ”!!!……おにー……ちゃ………、ゴメ……ね…」
左様なら、さヨウなら。
私の意識、私という存在、みんなが見る私、楽しかった時間。
ぜンぶ、ゼんブ、バいばイ────………。
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