イヤダ、イヤダイヤダ、イヤダ。
ミンナト、ナカヨクシタイ。
ミンナト、アソビタイ。
ソレダケ、ナノニ………。
「てめえ…!!江架に何をした……!!!」
「ハハハハハッ!!!やっと成功したんですよ、15年ぶりの薬がね……!!
実を言うとあのときは未完成だった。しかしッ、とうとう完成したのだ……!!」
おばあちゃんが魔法を解除させるより0.5秒くらいの差だった。
私の首にプスリと何かが刺さって注入されたのは。
─────………とぎ、れる。
「江架……ッ!!!」
「……これが……本来の、ちから……」
「逃げ……なさい……、あなたたちは、すぐに逃げて……っ!!」
「夜巳さん……!!」
すさまじい熱風と爆風。
何もかもを夢にして逃げたくなる熱さ。
みんなの絶望に冒(おか)された顔だけは、意識と意識の狭間で見えた。



