「私が死ぬときは、おまえの死に顔を拝んだあとだ」
「…どこまで行ってもローサちゃんはローサちゃんなんだろーね」
「当たり前だ。私は私だろう」
「……はは。…うん、俺は行くよレオンハルトさん」
なぜか彼は、師匠へと伝えた。
ハオさんはずっと師匠をよく思ってはいなかった。
ずっと疑っていて、信用できないと言って。
そんなハオさんと師匠のあいだにある、私たちが入れない何か。
「お前らはよくここまで鍛え上げてくれた。…自分の力を信じろ、俺からはそれだけだ」
今日は最初から優しい顔をしている。
師匠なりに褒めてくれているんだと思いながら、気合いを入れ直した。
「つかまれ江架」
「えっ…?わっ、わあ……!」
学校長の肩に手を置いた師匠に触った瞬間。
まぶしすぎる光に包まれてはプツッと、一瞬にして私たちの姿は忽然とその場から消えた。
それが学校長さんの魔法だったと気づいた頃には、見知らぬ場所にワープした直後。



