ぜんぜん違うだろう?
だから天才だと思ったよ、江架のこと。
僕とは別物の、正当な努力の才能があるんだろうなって。
教えられることばかりだ。
学ぶことばかりなんだよ。
江架をパートナーに選んだいちばんの理由は、この子と組めば僕は魔法を好きになれるんじゃないかと思ったから。
「そんなローサこそ。…ハオのこと、好きなんでしょ」
「………どこをどう見たらそう見える」
「んー、どこをどう見てもそう見えるね」
わあ、汚物を前にしたような露骨な反応。
自覚がなくてあそこまで毎日ケンカップルを繰り広げてるとするなら、なかなかだよローサ。
「お前もとうとうそんなくだらないことを言い出したか」
「…ふふ。なら、いつか気づいたときは僕も君に靴を舐めさせようかな」
「やめとけルス。お前まであいつのように落ちぶれる必要はない」



