不滅のユースティティア。

ハオside




ほんと、やられた。

煽りに引っかかったというよりは完全に嵌められた感じ。


いろんなことが一段落し、宿屋であるログハウスに戻った現在。


ローサとえっちゃんは女子部屋、アレフはお風呂に入ってすぐ寝ちゃったみたいで。

ルスはえっちゃんの治療含めて女子部屋に行って、ローサと話してたりするんだろう。


そして俺は俺で、とある男から呼び出されたベランダにて。



「天才って、2種類あると思ってんだよね俺」



もう敬語とかいらないだろ。

あんなことされてるわけだし、敬語を使うほうが違和感だ。


ちょうど俺の背後にやってきただろうそいつに、俺は独り言のようにつぶやいた。



「2種類?」


「そ。“才能がある天才”と、“才能がない天才”の2種類。…あんたは前者のパターン」



13歳で聖アヴィス魔法学校に入学できたことは、もちろん学校長の孫っていうコネもあったんだろうけど。


いちばんは天才だったんだろう。

天才魔法少年と呼ばれていたくらいだ、あんたは才能だらけの天才。