不滅のユースティティア。





そして最後は、ルス先輩。


さすがとしかいいようがなかった。

彼の洞察力と考察力に判断力は、計り知れない何かがありそうだ。



「ルス、江架を頼む」


「…頼むって……、」


「戻ったら江架を一応治療してやってくれ」


「…そういうこと…ですか。わかりました」



理性はある。意識もある。

私のなかでいつも囁いていた声はもう、聞こえない。


とてつもなく疲労困憊。
もうろうとする意識のギリギリで。


「江架」と、微笑みが落ちてくる。



「いまのお前の力があれば、夜巳さんを救える」


「……まじ…」


「ああ、まじだ。…お前はやっぱりシド兄ちゃんとセーカ姉ちゃんの娘で……、俺にとってたったひとりの───…」



ごめん…、ちょっともうギブアップかも。


途絶える前に何かしておきたくて、腕のなか、そのピンクブラウンの髪をぐいっと引っ張ってやった。