不滅のユースティティア。





ルス先輩と師匠の会話にどうしたって追いつけない数人。


どういうこと…?

たったの今までみんなを煽りまくってたルス先輩のくせに、どうしてホッとした顔をしているの。


あなたにもちょっと幻滅……うう、それはできない……けど…。



「レオンハルトさんは、この江架のちからを引き出すためにわざと僕たちを争わせたんだ」


「わざ、と……?」


「うん。みんなはレオンハルトさんの策略に引っかかったアホたちってことだね」


「…アホってお前…、ルスは気づいていたのか…?」


「途中までは騙されてた。でも彼が江架を蹴ったとき、江架は意識的にも吸収魔法を使ったんだ。その瞬間に分かったよ」



せめて追いつけているのはローサさんだけ。

彼女の飲み込みスキルというか、読解力は並々ならぬものがあると思う。



「つまりレオンハルトさんは誰よりも江架を、そして僕たちを信じてたってこと。…そうでしょうレオンハルトさん」


「…たまには鬼にならねえと駄目なんだよ、俺の立場は」