「もう…っ、受け入れるよ…っ、自分の髪も目も…っ、この魔法と八神も…、今まで私を笑った人間全員…!!
ぜんぶ受け入れるから……!!お父さんとお母さんのことっ、大好きだから……っ!!」
だから、おねがい。
どうかわたしに、まもるちからを、ください。
みんなを守る力を、お願いだから。
『僕と君は───…だれにも負けない、努力の才能を持ってる』
この色を好きだと言ってくれたルス先輩と、これからもずっと一緒にいたいから。
この魔法を、おまえを、悲しい破壊の魔法なんかにはしたくないから。
「やめろーーーー……っ!!!!」
なにが起きたのかは、わからない。
断片的なことしか分析できそうにない。
私が叫んだ瞬間、ピタッとぜんぶが終わった。
私だけ夢を見ていたと思わせるほど静まり返っている、荒れていたはずの光景。
「………え……、え…?…あれ……?どゆこと……?皆さん……、無事、ですか……、え…?」
ルス先輩、ハオさん、ローサさん、アレフくん。
それから、師匠。
みんなの無事を確認したあと、私以上に戸惑っている彼らが見えた。



