「師匠…!!なんでそんなこと…っ」
「てめえは……」
「えっ…」
ドンッッッ!!!
「うぐ……ッ!!」
「だまって離れた場所で見てろっつってんだろーがッッ!!!」
「江架……っ!!!」
寸前で、太陽属性にしか扱えない吸収魔法を使った。
私だって今まで寝ていたわけじゃない。
向かっていった私のお腹に容赦ない蹴りをお見舞いされた瞬間、打撃からくる痛みはなんとか魔法で消したものの。
木々の隙間を通り抜けるみたく、身体はおもいっきり吹き飛ぶ。
みんなから数メートル、数十メートル、どんどん小さくなってゆく。
「ぐはっ…!うっ…、おにーちゃ……、」
ちょうど枯れ葉が積もった場所。
不幸中の幸いというものか、ぼすんっと埋まる形で止まった。
「ルス、今のところお前がいちばん見込みがある。が、ここで情に流されるんなら必要ねえな」
「………、……!」
「…どうした?」
「……わかりました。こいつら全員、僕が殺せばいいんですよね」
「…ああ」



