「ローサちゃんのいちばんは俺だろ?」
「…いちばん嫌いな人間はな」
「いーよそれで。ローサちゃんがいちばんウザいと思う人間も、いちばん鬱陶しくていちばん死んで欲しい人間も俺でいい」
つまりあれって……、告白というやつ……?
こんな盗み聞きみたいなことしちゃっていいのかな…。
今になって不安を感じていると、耳元にルス先輩の吐息が広がってピクリと肩が跳ねた。
「ね?僕が言ったとおりケンカップルでしょ。…どちらかというとハオのほうがね」
「う、うん」
でもね、なんかね、私が思うカップルさんとはちょっと違う気がするの。
自分にはすごく遠いものだから分からないことばかりだけど、ウザイとか鬱陶しいとか、死んで欲しいとか……。
普通はそんな言葉は飛び交わないと思うもん…。
「好きな子にはちょっかい出したくなっていじめたいタイプがハオだと思うんだけど、あいつの場合はそれがもっと歪んだ性へk……パターンなんだろうね」



