「お前の場合は魔力そのものが完全ではないのと、おまえ自身が使い方を分かっていないから、まだ太陽の力も弱いんだ。だがそれだと……夜巳さんを救うことはできない」
私の魔力レベルを上げて、おばあちゃんを取り出すことが最終目標。
そのためには暴走させないことが大前提。
そこに必要となってくるのが、私自身の魔力コントロールを完璧に仕上げること。
「もし暴走を引き起こし、お前の精神が太陽(ソール)の魔力に飲み込まれた場合……、夜巳さんだけでなくお前までも死ぬ」
それは、お母さんとまったくおなじ道を辿るということ。
自分の魔法が自分の身体を焼き尽くすだなんて……そんなの悔しい、悲しすぎる。
魔法は愛と調和をもたらすものなんだ。
そんなこと、あっちゃダメなことだよ。
「ジェネシス部隊は逆にそれを目的としている。だからあいつらがジェネシス部隊を潰し、お前と俺は夜巳さんを救う」
「あいつら…?」
「…あとで分かる」



