「夜巳さんは確かに消えたが、死んでない」
「……生き…、てる……?」
「ああ。生きてるよ」
私はまた、声を上げて泣いた。
今度はくしゃりと頭を撫でてくれるだけ。
「まずは食え。話はそれからだ」
魔力を安定させる効果と、精神を落ち着かせる効果のある食材を使ったお粥だという。
味は至ってシンプルな味付けだった。
のはずが、元気になる効果も入ってる!とつい言ってしまったほど、気づけば平らげてしまった。
「俺はレオンハルト。S級魔法士で……お前の…、おまえの両親とは昔から知り合いだった」
「え、……え…?」
「俺にとって兄と姉以上に…、家族のような人たちだったんだ」
いろいろ驚くことばかりだと、何から聞けばいいのか分からなくなる。
私の両親と知り合いで、だからおばあちゃんも知っていて、やっぱりレオンハルトって名前で……。



