不滅のユースティティア。





「だが……15年前、」



涙ぐむローサ。

アレフは信じられない話ばかりで半分放心状態。

ハオは今にも暴れ出しそうなアネモスをなんとか魔法で抑えていた。


そして学校長は新しい何かを言いかけて、首を横に振る。



「…これはワシが話すことではないな。長くなる、あやつに任せるとするか」



もう隠されることはたくさんだ。


僕は仲間以上に江架のことを大切に思っているし、守りたい。

だから教えて欲しい。


なにをまだ隠しているんだ───と、問い詰めようとした僕に。


学校長は別の方法で納得させようとしてきた。



「夜巳は生きておる」



魔力を感じない。
いっさいと、感じないんだ。

それを「生きている」と言えてしまうのは彼だけなのだろう。


嘘ならばふざけないで欲しいし、本当だったならそれこそ教えて欲しい。


困惑して言葉が出ない僕たちに、つづけられた。