不滅のユースティティア。





ルス先輩に抱き上げられている。


そのことに気づいたのは、Sクラスに現れた私たちを見つめたハオさんの一部始終を察した上での第一声だった。


あれれ……?

なにがあってこの状況なんだっけ…?



「ルス、俺も抱っこする」


「ごめんアレフ。こればっかりはダメ」


「え、なんで」


「わりと僕はアレフに譲ってるんだよいろいろと。でも、これだけはだめ」


「じゃあ俺も抱っこして」


「お前の場合はそっちになるんだ。……ハオ、おねがい」


「なんで俺?」



と、困惑するハオさん。


しかしアレフくん、トコトコと素直に向かってしまう。

じいっと見上げてから「ハオ、俺も抱っこ」と、17歳の懇願。



「……今日って抱っこデーか何かなの?」



つぶらな瞳に負けてしまったみたいだ。


ルス先輩に抱っこされつづける私。

ハオさんに抱っこされて、どこか気分が良さそうなアレフくん。


これが年上組と年下組である。