「と、友達…、やった……、ハオ、俺と江架は友達に見えてるんだって」
「よかったねアレフ。照れるよりもまずは自己紹介じゃない?アネモスも喜ぶのは分かるけど、ちょっと風強すぎ」
「……あ、えと、アレフ…です。17歳です。好きな食べ物は……、江架と食べる……ご飯です」
「えー、そんなの超かわいい自己紹介すぎるって。あ、俺はハオって言います」
頬を撫でた、つめたい空気。
視覚的にも美しい魔法を使いながら、私とおばあちゃんの元へ向かってくるハオさん。
「初めましてのご挨拶に、どうぞ」
氷の結晶でつくられた花束。
「7日は持ちますから」と付け足して、おばあちゃんへと差し出した。
そういえば彼は私と初めて会ったときも髪飾りを創ってくれたっけ…。
「ふふふ、ありがとう。ハオさんにアレフくん、アネモスね。ルスさんも、みんなの食事を用意しているわ」



