「立夏……俺、今でも立夏の事が好きだよ、付き合って欲しい」
「ありがとう、嬉しいよ、私も雅人くんの事……気になるから好きになったよ」
「本当?」
「綾ちゃんと話してるのを聞いてて、やっぱり嫌だったんだよね、でも綾ちゃんが雅人くんの事を好きって合宿で言われて、私もっていう気持ちにはまだなってなかったの……
だから綾ちゃんに協力する形になったんだけど、綾ちゃんもね、合宿の頃にはH高は無理かもって思ってたらしいの、だから高校離れるからせめてそれまでは仲良くしたいって……」
「そっか……無理に聞いて悪かった……ごめん」
「ううん、私の態度も悪かったしね」
「俺、初めて会ったときから立夏の事が気になってて……いつの間にか好きになってた」
「うん、やっぱり気になるって少なからずその人の事を知りたいし、話したいって思うね(笑)」
「思ってくれたんだ」
「うん、綾ちゃんと付き合ったらどうしようって思ったの」
「断ったよ」
「嘘、告白されたの?」
「うん、クリスマス前頃かな」
「そっか、ちょっとホッとした(笑)これから青春らしい事をしたいです」
「じゃあ、まずハグでもしとく?」
雅人くんは両手を広げた。



