「女ね……」
お風呂から上がった雅人は部屋でスマホを見ていた。
綾に聞くべきかな……
でも綾に言われてたら……
やっぱり立夏の言うことを信じたいしな……
俺、振られんのかな……
もう今日は勉強はいいや、疲れた……
次の日雅人は自転車で立夏の家に向かった。
インターフォンを押すと立夏が出てくる。
「おはよう」
「あ、おはよう」
「勉強してた?」
「ううん、今はしてない」
「えーっと、俺、気になるから聞いてもいい?」
「ん?」
「勉強合宿の2日目から俺の事避けてるよな、俺、立夏の傷つくこと何か言った?」
「……雅人くんは……言わないけど……」
「綾に何か言われた?」
「……」
「言って、綾には言わないから、それに綾には関係ない、俺が立夏と話したいし、前も言ったけど立夏の事が好きだから……だから避けられるとショックなんだ」
「私も前に言ったけど好きとかはまだわからない」
「今は返事はいいから志望高に受かったらまたちゃんと告白させて欲しい……一緒に勉強もがんばりたい、俺の言いたいことだけ言ったけど、立夏も言って欲しい、勉強の邪魔なら大人しくしてるから」
「邪魔ではないよ、心強いとは思ってる……雅人くんに甘えすぎてたのに気づいたの」



