「気になるから好きにねぇ……」
「もう恥ずかしいからいいだろ、寝ようぜ、明日も早いんだから」
そう言うとベッドに潜り込んでしまった。
「誰にも言うなよな」
ベッドの中から声がした。
「言わないけど雅人の態度でわかるんだよな(笑)」
「マジか……はぁ……」
でも一日中立夏と一緒にいられる事が嬉しくてつい話したくなる。
でも勉強も頑張らないとな……
朝起きると朝食を食べにホールに大介と行った。
「立夏ちゃん、待つのか?」
「いや、食べるよ」
食べていると立夏と綾と昨日綾と一緒にいた2人の4人がやってきて1つのテーブルに座った。
「立夏、大丈夫かな」
「女子同士だし大丈夫じゃねぇの?」
「いや、立夏は極度の人見知りでうまく話せないんだよ」
「そういや、俺ともあまり目は合わなかったし話もそんなにスムーズじゃなかったな」
「そうなんだよ、心配だ」
雅人は気になってテーブルの方を見ている。
立夏は黙々と食べていてやはり話してはなかった。
大介に食べるだけだから大丈夫じゃね?と言われてホールを出た。
でも……それから立夏とは話す機会がぐっと減った。
食事は4人でいつも食べ始めた。
まあ本来勉強合宿なんだから遊ぶ時間は無いわけで、でも何か立夏の態度に違和感を覚えた。



