「他の子や全国レベルとか知るために親に参加してみろって言われてさ」
「まあ、確かにな、志望はH高?」
「うん、下にまだ2人いるから私立はきついな、だから塾も個人の所を選んだしな」
「短時間、集中派なんだな」
「そういうスタイルだったからな、家もうるさいし、H高受けるのも家から1番近いから自転車で通えるし」
「近いのは結構重要(笑)俺はバスケ部に入りたくてH高に行きたいんだ」
「あー、強いよな」
「そっ、去年上手い先輩もH高行って、ますます行きたいって特に思ったんだ」
「鶴岡さぁ」
「雅人でいいよ」
「あー、じゃあ俺も大介で……あの立夏ちゃんと付き合ってんの?」
「あー、いや、付き合ってはないけど……」
「けど?」
「俺がずっと好き……」
「へぇー(笑)」
「もう、言わせんなよ」
「自分で言ったんじゃん(笑)」
「何で初対面の大介に恋バナしてんだ、俺は……中学校でもしないのにさ」
「学校でもするだろ、雅人は背も高いし、頭もいいし、かっこいいからモテるだろ、何で立夏ちゃんなんだ?美人だけど、そんな明るい感じじゃないだろ、第一印象だけども」
「うーん、何か最初から引き寄せられたっていうか……ちょっと言葉では言えないんだけど、自然に声をかけててさ、何だろ気になるから好きに変わってたんだよな」



