「雅人が来たの?」
「まだ立夏が食べてたから」
鍵を開けて「ちょっと待ってて」と言われた。
道具を入れ替えてすぐに出て来た。
「立夏に鍵を渡しておいて、多分授業終わったら友達とお喋りすると思うから…雅人は立夏を引き止めないでね、私が戻ってきたときに立夏が部屋にいるように」
「わかった」
「あ〜あ、授業が違うとめんどくさいね」
綾に鍵を渡され立夏の所に戻った。
「ごめん、ありがとう、雅人くん」
「全然、立夏は部屋に戻らなくて大丈夫?」
「うん、今日のはカバンにいれてあるよ」
「俺も……綾は何で入れてなかったんだろ、初めてじゃないのに」
「来るのが遅くてバタバタしてたからじゃないかな」
「あー、なるほど」
2人は夜の授業の部屋に向かった。
部屋に入ると相馬くんは後ろの席に座っていた。
立夏と雅人は気づいたが2人は前の席に座った。
どうみてもカップルだよなぁ……
相馬も気づいて前の2人を後ろから見ていた。
仲良さげに話している。
夜の授業が終わると雅人は立夏とは別れて相馬の方に歩いてきた。
「相馬ー、部屋帰ろー」
2人は部屋に戻ると交代でシャワーを浴びる。
「あー、疲れた」
「相馬は疲れたばっかだな(笑)」
「こんなに長時間勉強したことないし」
「普段は塾とか行ってんの?」
「週3回行ってるけど、名の知れた塾じゃなくて、個人でやってる塾なんだよ」
「へぇー」



