帰って、静かに玄関を閉める。
自分の部屋に行き、ベッドに倒れ込む。
まだ、ドキドキが治まらない。
綺麗だった。美しかった。
夢じゃないよね。
幻想ではないよね。
誰なんだろう。
歳は同じくらいだろうか。
また会えるだろうか。
彼のことが気になりすぎて、あまり寝付けないまま、朝が来た。
「うわああああ!寝坊した。」
やばい、早くしなきゃ遅れる。
今日はご飯を食べる暇がない。
ごめんなさい。お母さん。せっかく作ってくれたのに。
顔洗いと顔チェック。
仮面は忘れずに。
「行ってきマース」
途中まで頑張って走ったがもう間に合いそうにはなく、諦めて歩いた。
結局、学校に着いたのは1時間目の途中。
「遅れてすみません」
授業中なので静かに一言言って、そそくさと席に着く。
英語か。
むしろ遅れてよかった。
キーンコーンカーンコーン
「しほ!今日も一緒に食べよ!」
「うん!いいよ。」
「あ、てかさ、3組に転校生が来たらしいよ!」
「へー。そーうなんだ。」
「それでね、金髪で不良みたいなんだって。でも、顔は超イケメンらしいよ」
ドキッとした。
一瞬、脳裏に昨日の彼が浮かんだ。
もしかしたら、、、、
まあ、そんな偶然ないか。
「あ!今から3組に見に行こうよ!」
「え!?」
「ほら、はやく」
強引に腕を引っ張られる
3組の教室の前の廊下は、その転校生さんの見物客で賑わっていた。
ほとんど女子生徒。
中には
「きゃー!イケメン!狙っちゃおっかな」
などという声も。
これじゃあ、見れない。
「今日は諦めようよ」
そう言うと
「いや、こんな女子たちに負けるもんか」
と、ズンズン前に進んでいく友達。
私はすこし気になる気持ちはありながらも、流石にこの女子たちのなかに入るほどは強くなく、諦めた。
ドン!
うわ、激しい見物客に押されて尻もちをついてしまった。
なんだか、ムカついてきた。
なんなんだ。ほんと。
分からないように背中を押して仕返しをしてやろうかと思ったがやめた。
さっさと帰ろ。
そう思って立とうとした時、
「おい、大丈夫か?」
目の前には手を差し伸べる金髪の彼が。
ドキン
一瞬固まってしまったが、慌てて彼の手を取って起き上がる。
「あ、あの、ありがとうございます」
お礼を言い終わる前に彼は去っていってしまった。
ドキンドキンドキンドキン
うるさい。
心臓の音がうるさい。
ドキンドキンドキンドキン
そうか。私は彼のこと
一目惚れしてしまったのかもしれない。
そう確信してしまうと、なんだか恥ずかしくなり、早足でその場から離れた。
しばらくすると、ボロボロになった友達が帰ってきた。
「大丈夫?」
「あんの女子どもめ。次は容赦しねえ」
私は友達の言葉に苦笑しながらも、どこか上の空だった。
自分の部屋に行き、ベッドに倒れ込む。
まだ、ドキドキが治まらない。
綺麗だった。美しかった。
夢じゃないよね。
幻想ではないよね。
誰なんだろう。
歳は同じくらいだろうか。
また会えるだろうか。
彼のことが気になりすぎて、あまり寝付けないまま、朝が来た。
「うわああああ!寝坊した。」
やばい、早くしなきゃ遅れる。
今日はご飯を食べる暇がない。
ごめんなさい。お母さん。せっかく作ってくれたのに。
顔洗いと顔チェック。
仮面は忘れずに。
「行ってきマース」
途中まで頑張って走ったがもう間に合いそうにはなく、諦めて歩いた。
結局、学校に着いたのは1時間目の途中。
「遅れてすみません」
授業中なので静かに一言言って、そそくさと席に着く。
英語か。
むしろ遅れてよかった。
キーンコーンカーンコーン
「しほ!今日も一緒に食べよ!」
「うん!いいよ。」
「あ、てかさ、3組に転校生が来たらしいよ!」
「へー。そーうなんだ。」
「それでね、金髪で不良みたいなんだって。でも、顔は超イケメンらしいよ」
ドキッとした。
一瞬、脳裏に昨日の彼が浮かんだ。
もしかしたら、、、、
まあ、そんな偶然ないか。
「あ!今から3組に見に行こうよ!」
「え!?」
「ほら、はやく」
強引に腕を引っ張られる
3組の教室の前の廊下は、その転校生さんの見物客で賑わっていた。
ほとんど女子生徒。
中には
「きゃー!イケメン!狙っちゃおっかな」
などという声も。
これじゃあ、見れない。
「今日は諦めようよ」
そう言うと
「いや、こんな女子たちに負けるもんか」
と、ズンズン前に進んでいく友達。
私はすこし気になる気持ちはありながらも、流石にこの女子たちのなかに入るほどは強くなく、諦めた。
ドン!
うわ、激しい見物客に押されて尻もちをついてしまった。
なんだか、ムカついてきた。
なんなんだ。ほんと。
分からないように背中を押して仕返しをしてやろうかと思ったがやめた。
さっさと帰ろ。
そう思って立とうとした時、
「おい、大丈夫か?」
目の前には手を差し伸べる金髪の彼が。
ドキン
一瞬固まってしまったが、慌てて彼の手を取って起き上がる。
「あ、あの、ありがとうございます」
お礼を言い終わる前に彼は去っていってしまった。
ドキンドキンドキンドキン
うるさい。
心臓の音がうるさい。
ドキンドキンドキンドキン
そうか。私は彼のこと
一目惚れしてしまったのかもしれない。
そう確信してしまうと、なんだか恥ずかしくなり、早足でその場から離れた。
しばらくすると、ボロボロになった友達が帰ってきた。
「大丈夫?」
「あんの女子どもめ。次は容赦しねえ」
私は友達の言葉に苦笑しながらも、どこか上の空だった。



