熱愛発覚中

「ーーけ…」

「んっ?」

「ーー結婚パーティーの時も同じことを言って欲しかった…」

我ながらかわい気がないなと思った。

少しくらい気のきいたことを言えばいいのに、今さら結婚パーティーのことを話に出すなと言う話である。

「あの時は意地を張っていたから思ってても言えなかったんだよ。

気持ちを自覚していたけれど、そう簡単に言えなかったんだ。

本当は言いたかった、お姫様みたいにキレイだって言いたかったよ。

大げさかも知れないけれど、そう思った」

牛島さんはそう言って微笑んだ。

「い、言ってくれるね…」

私が言い返したら、
「これくらい言わないと伝わらないだろうと思ったから」

牛島さんはさらに言い返した。

ああ言えばこう言う、こう言えばああ言うである。