アオハル、キス。



「私も、翔吾くんが・・・すき、です」

「っ!」


天にガッツポーズをしている翔吾くん。


「ふふっ」


その姿が可愛くて思わず笑ってしまった。


「あ。それ、マジ可愛い。好き」

「えっ」

「のどかちゃんの笑った顔、久しぶりに見た。マジで好き」


〜〜っ

翔吾くんの言葉攻めにやられて顔が赤くなっていくのがわかる。


「のどかちゃん、抱きしめていー?」

「そ、それはっ」


返事に困っていると、


「失礼します」


ふわりと爽やかな香りに包まれた。


私のものじゃない鼓動が、私と同じくらい早いリズムを刻んでるのが伝わってくる。


「マジで大切にするから。俺がのどかちゃんの笑顔守るよ」


その言葉に胸がじーんと熱くなって涙が出そうになる。


今までの心の傷が全部すーっと癒(い)えていくようだった。



翔吾くん・・・


私はきゅっと翔吾くんの服を掴んだ。



「のどかちゃん」


優しい低音の声に呼ばれて顔を上げると、


っ、


お互いの熱が一瞬触れて、離れた。



それからまた降ってきて・・・



少しぎこちなさが残る甘酸っぱいキスに、私たちはしばらく夢中になった。







END