「ずるいよ。僕が先に言いたかったのに。……僕も、ヴァイオレットを愛してる。君を一番に守りたい。誰よりも想っている」
イヴァンは優しく微笑み、ヴァイオレットも微笑み返す。そしてイヴァンが訊ねた。
「ヴァイオレット、キスをしてもいいだろうか?」
「……はい」
それは、結婚式以来のキスだった。ゆっくりと互いの唇が触れる。初めてのキスはただ緊張していたことをヴァイオレットは思い出し、身構える。するとイヴァンが笑う。
「そんなに身構えなくてもいいじゃないか」
「申し訳ありません。異性の方と……その……キ、キス……などしたことがなくて……」
「僕としては嬉しい」
「イヴァン様!」
また二人の唇が触れる。風が二人の髪を撫でていった。数秒後、唇が離れた二人はどちらからともなく言う。魔法では決して手に入れることのできない特別な宝物のような言葉を。
「愛してる」
完結
イヴァンは優しく微笑み、ヴァイオレットも微笑み返す。そしてイヴァンが訊ねた。
「ヴァイオレット、キスをしてもいいだろうか?」
「……はい」
それは、結婚式以来のキスだった。ゆっくりと互いの唇が触れる。初めてのキスはただ緊張していたことをヴァイオレットは思い出し、身構える。するとイヴァンが笑う。
「そんなに身構えなくてもいいじゃないか」
「申し訳ありません。異性の方と……その……キ、キス……などしたことがなくて……」
「僕としては嬉しい」
「イヴァン様!」
また二人の唇が触れる。風が二人の髪を撫でていった。数秒後、唇が離れた二人はどちらからともなく言う。魔法では決して手に入れることのできない特別な宝物のような言葉を。
「愛してる」
完結



