人狼様に嫁ぎます〜シンデレラ・ウェディング〜

「いいえ、大丈夫ですよ」とヴァイオレットは首を横に振る。その横で「元気なお子さんたちですね」とイヴァンが微笑んだ。

「あの、少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか?お聞きしたいことがありまして……」

ヴァイオレットが訊ねると、男性は「構いませんよ」と答えたため、シャーデンフロイデに襲われた時のことを質問する。

「シャーデンフロイデが現れたあの日、家にいましたか?」

「いましたよ。ちょうど畑仕事を休憩しようと思って家の中に家族といたんです」

「シャーデンフロイデが現れた際、何か変わったことはありましたか?」

「シャーデンフロイデが現れた時、近所中から叫び声が上がって子どもたちが最初に外に出たんです。その時に声が聞こえてきました」

「声?」

「女性の声で、「家から出てください」と聞こえてきたんです!その声に驚いて全員で家を出た瞬間、シャーデンフロイデが私たちの家に攻撃をしました」

その声がしなければ、男性と家族は大怪我を負っていたかもしれない。