つまらない日々に花が咲いた

『今のキス・・・』
私は呆然としていたが、すぐに我に返った。

『先輩を追いかけなくちゃ。』
私は慌てて、カバンを持って、加納先輩を探した。

学校にはいない。

『もう帰ったのかな?』
私は学校を出て、加納先輩の通学路を探した。
でも、加納先輩はどこにもいない。

『先輩、いない。どこ?』

学校でるときにSNSで
「先輩どこにいますか?」
って連絡したけど、既読にならない。

加納先輩の家は知らない。
途方に暮れ、家に帰ることにした。