由良が言いながら私の腕を掴み、水野君は直斗の腕を掴んで廊下に出る そして二手に分かれて歩き出した 「ちょっと由良?どこにいくの?」 「私と明菜は中庭!あそこなら授業中なら誰も来ないし」 中庭に着くとベンチに座り由良が先に口を開いた