「はぁー俺ってサイテーだよね

彼氏持ちの女の子好きになるとか、w」

言葉は笑ってるけど、どこか切なそうな表情


「そうだよ。さいてー
僕の彼女に触った時点で死刑にしたい」

無表情でそれ言うのは怖いよ?

「ごめんごめんw。
俺邪魔しすぎたよ。曖本ちゃんが依舞の事避けてたの知ってて、その隙に入りすぎた。ごめん。」

「あっ、、志馬く」

志馬くんが目を合わせて、私の手をぎゅっとして言う

「ちゃんと依舞と話して仲直りしてね」

そのキラキラで真っ直ぐな視線が刺さる

「うん」

「だーから僕の彼女に触んないで」
「あはーごめんw」


志馬くんに勇気を貰った。
志馬くんは嘘までついて、私たちを助けてくれてるんだって分かった。

ありがとう。志馬くん