もう無視しよ。眠いし


「あれれ曖本ちゃん無視?ひどくない?」

……眠
自分の腕に顔を伏せて眠る体勢にはいる

「もー寝てないで俺と話そーよ」

そう言って私の手首を揺さぶってくる

「手首細!」
声でかいなぁなんて
「んー」

「やばかわじゃん」
なに言ってんの。文句言ってんだよw

声を発することすら面倒になった私はなにも話さずかといって抵抗するわけでもなく。


それからしばらく時間が経って


教室の扉が開く音がした