「いーぶっ!おーはよっ💕」

今日も来た。この子絶対依舞のこと好きだよね。


だって…
「あぁ~!そういえばこの前ね!奈望ちゃんが依舞は顔だけだよねーって!
だからぁいぶちゃん騙されないでっ!」

なんて言ってくる。わたしそんなこと言ってないのに、
本人の前で言うか?それ。いやむしろ清々しいか。
まあこういうことは珍しいことじゃないから馴れてるんだけど。

「んー。まぁ奈望が僕のこと顔だけでもいいって思ってくれてるなら嬉しいけどなぁ!」


……ばか。

「えっ、で!でもさ!顔だけって性格悪くない!?いぶちゃんのこと全然見てないって感じ!」

お前はどうなんだよって言おうとした瞬間

「僕性格悪い子嫌い」

……嘘、、信じちゃったの?、やだ
怖いよ、。




そう思った

だけど

「特にお前とか」
依舞の腕が私の腰回りを包んで
ぎゅっと引き寄せられる

「奈望のことは大丈夫
これから僕のことしか見れないようにするから」

「ちょ、」

「ん~?wなに照れてんの?」

余裕そうな顔してこっち見ないでよ
破壊力やば

「まっ、そーゆーことだから心配しないで」

こうやっていつも私を信じてくれる

普通だったら私のことなんて嫌いになってるはずなのにね。


とゆーかあの子も懲りないなぁ
いつもこんな感じなのに