奈望side

「いいから寝て!」

「わぁっ」

ひょいっと軽い力で私を抱き上げる

こんなに力強いんだ


「はいおやすみ」


ゆっくりと離れてく体温が


寂しいなって思っちゃった




「…行かないで」