義理の妹に計画的にハメられたけれど、大好きな幼馴染だけは渡しません!

「絵美おネネちゃん!?」
「大丈夫。俺が追いかけるから」

後方でそんな会話が聞こえてきても気にせずに走った。
学校までの通学路にある歩道橋を一気に駆け上がると、さすがに息切れがして立ち止まった。

苦しくて膝に手を当てて呼吸をしていると、また涙が溢れ出したくる。
なにしてるんだろう。

なんで1人でこんなところで泣いてるんだろう。
なんだか情けない気持ちになってくる。

「私なんていない方がいいのかな」
花子とうまく行っていないのは自分だけだ。