義理の妹に計画的にハメられたけれど、大好きな幼馴染だけは渡しません!

こんなときに限ってお父さんは会議で帰りが遅くなると連絡が来ていた。
「様子を見てこようか」

手伝いの手を止めて言うと、お母さんが頷いた。
きっと、近くの公園で友達と遊んでいて、時間を忘れてしまっているんだろう。

そう思いながら家を出た。
そとは すでに真っ暗で、街灯がなければ絵美でも歩くのが怖いくらいだ。

近くの公園へ様子を見に行くと、そこには誰の姿もなかった。
夜の公園は寒々しくて悲しい感じがする。

「どこに行ったんだろう」
ここにいるとばかり思っていたのにいなかった。

後は友達の家かもしれない。
だけど、それなら友達の両親がそろそろ帰るように言ってくれるはずだ。