一年後に離婚すると言われてから三年が経ちましたが、まだその気配はありません。

 ラナーシャの悩みを解決するため、私はランパーと話をすることにした。
 という訳で、私は彼を早速呼び出した。もちろん、ラナーシャから相談されたなどの事情は隠して。

「えっと、 ランパー、最近調子はどうかしら?」
「調子? 別にいつも通りですけど……」

 私のふんわりとした質問に、ランパーは少し怪訝な顔をしてそう答えてきた。
 恐らくランパーは、何故呼び出されたか理解していないだろう。私の意図がわからず、困惑しているといった所か。

「ほら、あの話を聞いた時、あなたはひどく動揺していたじゃない。その辺り、上手くやれているかどうか気になったのよ」
「ああ、そのことですか……」

 私の説明に、ランパーは腑に落ちたかのように頷いた。
 彼自身も、ひどく動揺していたことは自覚しているらしい。
 それなら話は早いだろう。ラナーシャへの接し方を話してもらえそうだ。

「まあ、爺さんにも言われたからなんとか上手くやっていますよ」
「あら、そうなの? 参考までに聞かせて欲しいのだけれど、あなたは事情を知ってまず何をしたのかしら?」
「まずしたこと……えっと、ラナーシャ様に謝罪をしました。事情を知らなかったとはいえ、無礼な態度を取ってしまっていましたからね。誠心誠意謝罪しました」
「ああ、そうなのね……」