「でも犬丸が村雨を気にかけてんのも事実だろ。いつの間に知り合ってたかも知らねーし、…マジ殺そうかと思った」
「ひええ……っ!」
どっちを……!?
村雨くんを…?
それとも犬丸を!?!?
それはどっちもダメだよ一条くん……!
「しかもマル子ってなんだよ。…可愛すぎるあだ名つけやがって」
おまえも当たり前のように返事してんじゃねえ。
と、一条くんの優しすぎるお叱り。
「犬丸が村雨くんを気にかけてるのはっ、それはっ、ちゃんとした…理由があって……」
「…理由?」
「……いぬまる…、犬丸…、とんでもないことしちゃったかもしれない…」
「どした?なにがあった?」
すぐに総長さんモード。
犬丸は今も制服のポケットに保管していたとあるものを取り出した。



