数日後。
僕は学校から帰って、
少しだけ寝ていた。
すると、
玄関のチャイムが鳴った。
僕はそのまま出てしまったのだ。
玄関に立っている
40代ぐらいの女性。
「…あなた、誰?
ここは菜々花の
部屋でしょう?」
ピンチだ。
立っていたのは
菜々のお母さんだったのだ。
(…来ないようにするって
言ったじゃないか…トモ。)