ゾンビゲーム 〜生死をかけて脱出せよ!〜

☆☆☆



階段は上へ上へと続いている。

周囲はオレンジ色の証明によって薄暗く照らし出されていて、3人が入ってきた隠し扉はすでに閉められていた。

3人共全身びしょ濡れで、体はずっしりと重たい。

そんな中一歩一歩階段を踏みしめるようにして進んでいく。

誰も、なにも言葉をかわさなかった。

第1の部屋から始まって、ついに第5の部屋を突破した。

本当なら開放感溢れているところだけれど、疲れのほうが勝っていたのだ。

梨乃と春美は怪我をした方の足を、まだほんの少し引きずって歩いている。

3人の体から滴り落ちる水の音だけが周囲に聞こえてきていた。




「……この階段、いつまで続くんだ?」