何度でもキミに恋をする(旧題:もう一度キミと青春を)

でも、違ったのかな。


「萌音も言ってた。花純と壁を感じるって。律も真由も。もっと仲良くなりたいのになって」


え…?


「無理にとは言わないけど、もっと皆のこと信用しなよ。心開いてあげてよ」


「…そう…だね…」


「花純はわかってない。自分がどれだけ愛されてるか、仲間として認められてるか、大切に思われてるか。何もわかってない」


大切に思われてる…?


私が?


来て1ヶ月しか経たない私なんかが…?


「…嫌な思いさせたならごめん。でも、俺らは花純のことを大切な仲間だと思ってるから」


「……っ」


「花純は一人じゃない」


やめてよ…。


そんなこと言わないで…。


「…うっ…ぅぅ」


「花純?」


泣きたくない。


もう泣きたくないのに。


「蒼空は…っ、ズルいんだよ…っ」


いつも私の心を読む。


私が心から必要としている言葉をかけてくれる。


そっと抱き寄せられ、蒼空の胸元に顔を埋める。