何度でもキミに恋をする(旧題:もう一度キミと青春を)

「…私なんて、いない方がよかったんだよ」


私の居場所はどこにもない。


私は、なんのために産まれてきたんだろう。


勉強するため?


親の承認欲求を満たすため?


それともいじめられるため?


「意味なく生まれてきた人間なんていない」


「…いいね、そんなふうに思えるなんて」


「んー。花純もいずれ思えるよ」


「…だといいけど」


生きててよかった、意味があった、そう思えたことは一度もない。


苦しいだけの人生に絶望して、何度死のうと思ったことか。


「蒼空は、いじめられたこと、ある?味方が誰もいない孤独を、感じたことがある?」


「……いじめられたことはないよ。花純は、前の学校でそういう経験したの?」