何度でもキミに恋をする(旧題:もう一度キミと青春を)

「へぇぇぇ。想像つかないな。そんなに人数多かったら名前覚えるのも大変でしょ」


「はい…まぁ……」


「緊張してる?」


「…はい……」


なんだか気分悪くなってきちゃった。


やだなぁ…。


帰りたい。


「大丈夫だって。俺がいるじゃん。だから先生、花純の席は俺の隣にしてよ」


「はいはい」


…そんなことしたら真中さんが怒るんじゃないかな。


大丈夫かな…。


1クラスしかないってことは真中さんも同じクラスってことだよね。


やっていけるかな…。


「じゃ、森下さんは俺が呼ぶまで廊下で待って」


今さら引き返せない。


「大丈夫大丈夫。皆いい奴だからさ」


蒼空が優しい笑顔で、ぽんぽんっと背中を撫でてくれた。