「花純はずっと俺のことを考えてくれてたじゃん。俺、自分がどこの誰だか分からない不安とずっと戦ってた。怖かった。でも、花純が俺を俺だと認めてくれたから、ここまで来れたんだよ。花純は俺の救世主だよ」
「私が…?」
「そう。海の底に沈んで上も下も分からなかった俺を引き上げてくれた救世主。本当にありがとう、花純」
私が…蒼空を救えたの…?
こんな私が…?
何もできなかった私が…?
「だからこそ絶対に、花純とのかけがえのない思い出を取り返したいんだ。俺にとって花純は、唯一無二の大切な人だから。他の誰にも替えられない、かけがえのない存在だから。思い出を1つも取り零したくない」
「でも…」
「どんなに苦しい記憶だとしても、花純がそばにいれば耐えられる。だからずっとそばにいてほしい。一緒に俺の記憶を探してほしい」
蒼空……。
「記憶喪失になるほどショッキングな記憶なんだから、それ相応の覚悟はできてる。覚えてないから簡単な事が言えるとか、そういうんじゃない。俺はしっかり覚悟を持ってここに来た」
蒼空の強い気持ちは痛いほどにわかる。
それだけ私のことを大切に思ってくれていることも。
「俺は花純が思ってるほど弱くない」
「…ここまで自力で来たぐらいだもんね」
「そ。とっくに覚悟はできてるから」
…そこまで言われたら、私に止める権利なんてない。
止めることはできない。
「明日…、案内したい場所がある」
「ありがとう。大好きだよ、花純」
「私が…?」
「そう。海の底に沈んで上も下も分からなかった俺を引き上げてくれた救世主。本当にありがとう、花純」
私が…蒼空を救えたの…?
こんな私が…?
何もできなかった私が…?
「だからこそ絶対に、花純とのかけがえのない思い出を取り返したいんだ。俺にとって花純は、唯一無二の大切な人だから。他の誰にも替えられない、かけがえのない存在だから。思い出を1つも取り零したくない」
「でも…」
「どんなに苦しい記憶だとしても、花純がそばにいれば耐えられる。だからずっとそばにいてほしい。一緒に俺の記憶を探してほしい」
蒼空……。
「記憶喪失になるほどショッキングな記憶なんだから、それ相応の覚悟はできてる。覚えてないから簡単な事が言えるとか、そういうんじゃない。俺はしっかり覚悟を持ってここに来た」
蒼空の強い気持ちは痛いほどにわかる。
それだけ私のことを大切に思ってくれていることも。
「俺は花純が思ってるほど弱くない」
「…ここまで自力で来たぐらいだもんね」
「そ。とっくに覚悟はできてるから」
…そこまで言われたら、私に止める権利なんてない。
止めることはできない。
「明日…、案内したい場所がある」
「ありがとう。大好きだよ、花純」


